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家族もライフスタイルも変化していきます。子供部屋に小さく部屋を区切ってしまった結果、子供たちが出ていった後は物置になってしまったという話もめずらしくありません。夫婦の老後は子供部屋だったところを、夫の書斎、妻のアトリエにするなどの計画がある場合は小さく区切ってもいいと思います。しかし、スペースは広い方が使い勝手がいいので、例えばひと部屋を二人の子供が可動式壁で区切って使うなど、ライフスタイルの変化に柔軟に対応してくれるように作っておきましょう。

老後のことを考えて、徹底的にバリアフリーを考えて家を建てる。まだ元気なうちにあらゆるところに手すりをつけたり、フルフラットで段差のない家がほんとうにいいのでしょうか。例えば玄関に入るときに大きな段差がある家の場合、その段差につまずいてケガをしたという話はあまり聞きません。むしろ、思わぬところの小さな段差でころんだりするものです。安全性重視で、運動不足にならない程度の我が家にあったバリアフリー化とは?後で手すりをつけられるように、壁面を強化しておくなど、はじめからでないと出来ないことを専門家によく相談しましょう。

採光と通風がたっぷり、緑豊かな中庭が見える居間…、そんな快適なスペースには、家族が自然に集まってくることでしょう。プライバシーを重視したため、家族が部屋にバラバラで暮らす家…、そんな家を建てたい人は少ないでしょう。それから、ダイニング、キッチン…家族の共有スペースを中心に家づくりを進めたら、ふれあいいっぱいの新居のイメージが沸いてきませんか?

家を他人に開くというと、ちょっと抵抗のある方も多いのではないでしょうか。でも、他人との交流のある家は暮らしをとても豊かにします。玄関から土間続きに和室の手作り工房があったり、ダイニングの一部にキッチンをもうけてオープンキッチンにしたり。部屋の境界をなくし、すべてをワンルームにする家も増えてきています。いろいろな工夫で、開かれた家は作ることができます。開いた部屋の仕上げ素材は厚みのある木材、金属板やベニヤ、コンクリートなど、汚れが味になっていくような素材を選びましょう。友人や家族とともに歴史を刻んでいくような家はいかがでしょうか?

ペットは家族同様、室内で暮らし、少々キズをつけられても気にならないほど愛されている犬や猫たち。日中長く留守番をするときは中庭を居場所にしてあげるプランはどうでしょうか?お散歩の行き帰りも中庭を通って家の中へ出入りできるようにし、足の汚れを落とすためのシャワー付き流しを設置すると便利でしょう。また玄関から外へ飛び出したり、テラスから落下しないように猫がよじ登れないようなつるりとした素材の壁や塀を設けるなど、ちょっとした工夫もしてあげましょう。

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